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ケア育児

【斜視】斜視を治す手術から3か月!気になる経過は【医療的ケア児】

斜視の手術から3か月…。経過は良好なのかしら?

斜視の矯正手術を受けてから3か月。

術後の経過を確認するための診察がありました。

実は、術後も息子の眼の状態について、いくつか気になる点があったので、この機会にと疑問を全てぶつけてみました!

本記事の内容

  • 斜視の手術後に起こりがちな症状が分かる
  • 手術で斜視が改善しなかった場合の対処法が分かる
  • 再手術はいつすればいいが分かる

では、目次です!

斜視の手術後に気になったこと

  • 白目の部分が凸凹している
  • 白目に黒っぽいシミができている
  • 白目の色が黄色っぽく濁っている
  • 「見え方が変」と子どもが訴えるときがある
  • 斜視がまだ残っている

斜視の手術後から3か月後の再診までの間に気になったことは上記5つです。

術後すぐの時期は、白目の外側(手術した部分)の充血が強かったので目の状態がどうなっているのかはっきり分からなかったんですね。

でも、次第に充血が引いてくると、

「あれ?これって大丈夫?」と思うようなことがちらほら…。

子どもの眼のことなので、余計に心配になった私。

一度、外来へと電話をかけてみたのですが

「直接診ないと分かりません…」

との返事。

ただ、救いだったのは「緊急性は低そうなので、元々の外来の予定日の診察でOK」と言われたこと。

術後3か月目の診察で、これらすべてを質問でぶつけてみました。

結局、長い目で経過を見るしかない?

手術から3か月経過して、気になったことをそれぞれ医師に尋ねてみました。

白目の部分が凸凹している

術後、白目の部分に段差ができているような、凸凹しているような感じがしていました。

実は白目がぼこっとしている原因は、手術の時に筋肉や結膜を縫った跡

縫い目の部分が凸凹しているように見えるとのことでした。

この2つのうち、結膜を縫った糸は自然に溶けるのですが、筋肉を縫った糸はしっかり止めるために溶けないものを使っているんだそう。

結膜を縫った糸が溶ければ、凸凹は少し改善するかもしれません。

でも、その後も違和感があったり、凸凹が気になる方は筋肉を縫った糸も取ることはできるそう。

(…いいの?!)

ちなみに、大人は外来で糸を外せるそうです。子どもは全身麻酔なので入院になるそうです。

白目に黒っぽいシミができている

斜視の手術後、目薬を差している時に気が付いたのですが、白目の横と上の方に黒っぽいシミのようなものが…。

これについては、

もともとあったものですね~、手術とは関係のない場所にありますから~」と一言。

そう言われればそうなんですが、治るものなのか気になりますよね。

こちら、今のところ治療は処置などもないようで、経過観察になりました。

白目の色が黄色っぽく濁っている

手術をした外側の白目は、術後3か月たった今も黄色っぽく濁っています。

手術で触っていない内側の白目は透明感があって、きらっとしています。

術後の充血が十分に吸収されていないのかなぁ…と思ってはいたのですが、医師に確認するとまさにその通り。

時間をかけてゆっくり吸収されるので、長い目で見て欲しいとのことでした。

「見え方が変」と子どもが訴えるときがある

息子の場合、長い期間(生まれてから手術まで)斜視の状態でものを見ていたため、手術後に目の動きが矯正されたことで見え方に違和感があったようです。

でも、どのように見えているかを子どもが正確に伝えることは難しい。

検査だけでは測れないこともあるようでした。

こちらもすぐには原因解明ができないので、継続して経過を追っていくことに。

斜視がまだ残っている

これは、事前に説明を受けていたことではあるんですが、

子どもの斜視は手術で良くなるケースもあれば、あまり効果がないケースもある。

息子の場合は、術後も眼球のずれが完全には戻らず、残念ながら後者のケースだったようです。

今回は眼球の外側の筋肉を固定する手術でしたが、まだ内側の筋肉が残っているので、そちらを使って斜視を軽減させることも可能とのこと。

ただ、すぐにというわけではなく、大人になってから行う方が治療の成績がいいので、また中高生くらいになってから検討してみることになりました。

今後はどうなるの?

ひとまずは数か月ごとに検査を受けながら経過を確認していくことになりました。

数か月後には子どもも小学生になるので、今の斜視の程度がどのくらい学校生活に影響があるのか気になるところです。

医師の話によると、術前は両眼視がほとんどできていなかった(と思われる)けれど、術後はずれが多少は戻っているはずなので、これから両眼視獲得も可能かもしれないとのことでした。

両眼視ができないと、体育の時間のボール投げが難しかったり、

黒板の文字が見えづらかったりということがあるかもしれないので、

必要ならプリズムレンズを入れた眼鏡を使用して、必要な時だけ使用するという手もあるようです。

まとめ

  • 斜視の手術後の眼の凸凹や充血の改善は時間が必要
  • 手術で斜視が改善しなかった場合、プリズムメガネなどで矯正する方法もある
  • 再手術は大人になってからが予後がいい

子どもの斜視は手術したからと言ってスッキリ治るというものではありませんが、プリズムレンズを検討したり、大人になってからの手術を検討したりと、全く打つ手がないわけではありません。

ゆっくり経過を見ながら今後の方針を決めていきたいと思います!